おもてなしの心を表す門まわりは『住まいの顔』
表札を掲げる。手紙を受け取る。ゲストを迎える。家族を毎朝送り出す。
そんな門まわりは、まさに住まいの顔といっても過言ではありません。
門は敷地の内外をつなぐ出入り口としての機能だけでなく、建物との調和や街の景観を十分に考慮した設計が必要です。
主な構成要素としては、門柱・門扉・門灯・ポスト・インターホン・表札・舗装・植栽・花壇などがあります。
これらを組み合わせて、そこに住む家族の笑顔が感じられるような、素敵な門まわり空間を設計・施工します。
門柱
オープンタイプの外構が主流になってきている現代では、区切らない門柱が人気です。
設計する際は、門扉・住宅の外壁・門まわりの地面・囲いのデザインと調和させることが大切に。
門柱の高さは、2.2m以下とすることが法律で決められています。
素材は、レンガ造り・タイル門柱・コンクリート打ち門柱・コンクリートブロック・塗り壁仕上げ(左官仕上げ)・レンガ積み・タイル貼り・石貼り・アルミ製品・土間コンなど、さまざまにあります。
門扉
シンプル・スタイリッシュ・モダンなどのデザイン性はもちろん、クローズドタイプ・オープンタイプでも仕上がりは全く変わります。
頻繁に開閉する門扉は、使い勝手がよく、耐久性のあるものを選ぶことが必須です。
開閉のタイプは大きく分けて5種類。開き戸(両開き/方開き/親子開き)・折り戸・引き戸・伸縮戸・跳ね上げ戸など、家族構成や生活スタイルに合わせて選ぶことが大切です。